取引先との間でCADのデータをメールで送ってもらう事があります。
JW-CAD形式のデータが多いのですが、たまにAUTO-CADのデータを利用している企業があります。
JW-CADはフリーソフトなので、バージョンアップしていてもネットから最新版をインストールする事ができるのでデータを開くのに全然問題ありません。
問題なのは、高額なソフトのAUTO-CADの場合ですよ!
そして、AUTO-CADの場合は、たいてい最新バージョンでの保存となっているデータが多い気がします。
最新バージョンのDWGデータを古いバージョンのAUTO-CADで開こうとすると、「図面ファイルが無効です」とか「データが壊れています」などと表示される事もあります。
バージョンをおとしたDWGデータなどは、イラストレーターなどでも開いて、データの中身を確認する事ができるのですが、最新版で保存されたデータの場合はイラレでも開く事ができません。
そこで、私はフリーソフトでAUTO-CADのバージョンを落としています。
DWG TRUEVIEWのダウンロード
AUTO-CADはAUTODESKの製品なので、AUTODESKのホームページで無料で配布しているソフトを利用します。
見るだけでいいのならば、「オンラインビューア」を利用する方法もありますよ。
でも加工などが必要な場合は、やはりバージョンを落とした方がよさそうですね。
そこで、AUTODESKのDWGビューアにて「DWG TRUEVIEWをダウンロード」という部分をクリックします。
利用可能なプラットホームにて、今使用しているパソコンの種類によって「32ビットか64ビット」かを選び、言語を「日本語」にすてダウンロードをクリックします。
ダウンロードが終わるとアイコンが出てきますので、このDWGTrueViewというアイコンをクリックすると、ダウンロードが開始されます。
完了するとアイコンが追加で表示され、これをクリックするとソフトが起動します。
DWG TRUEVIEWでのバージョン変換方法
アイコンをクリックしてソフトを起動します。
左上の「D」をクリックして「DWG変換」をクリックします。
DWG変換の画面が表示されたら、下のほうにあるファイルの追加の部分をクリックして変換したいDWGデータを選び、「開く」をクリックします。
①の部分に変換したいデータが表示されます。
②の部分で落としたいバージョンの種類を選び、③の変換をクリックすれば、バージョンを落とす事ができます。
見るだけなら
左上の「D」をクリックして「開く」から「図面」を選ぶことで、CADデータを表示して見る事ができます。
以上、たまに送られてくるAUTO-CADのデータのバージョンを落とす方法でした。
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